はじめまして。TREEWORKS黒田です。練馬区の石神井で街の植木屋として仕事をしています。
長い間この仕事をしていて思うのは、こんなにクリエイティブで可能性に満ち溢れている仕事なのに、何か勿体無い気がするということです。現在、住宅にはどこも同じような木が植えられ、ひどい剪定方法で無茶苦茶に切られています。落ち葉が原因で樹齢何十年という立派な大木が次々と伐採され、木と共に自然の中に生きるというライフスタイルは減少の一途を辿っています。この状況は、僕たち植木屋にも大いに責任があると思います。これだけテクノロジーが発達して、誰もが簡単にインターネットの世界に接続できるデバイスを抱えて、新しいイノベーションが日々生まれている。人間の生活様式が劇的に変わっている現代において、大抵の植木屋の仕事は相変わらずぼんやりとした伝統に縛られたやり方で進められています。本来ならば、庭の在り方も剪定方法もアップデートする必要があるのでは無いでしょうか。
これからの時代、僕たち植木屋も業種やカルチャーの壁を飛び越えて、もっとクリエイティブな仕事をしていかないといけないと思います。何故ならば、人間と自然とテクノロジーがサスティナブルに共存する社会を作る為に、僕たちは自然の味方としてもっと発信していかなければならないから。
これからこのブログで、その辺りの事、僕が普段仕事をしながら考えている事を少しずつ書いていけたら、と、思っています。
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